激おこ転生幼女のモフモフ無双!

 え!?  ガバッと振り仰げば、スカーレットがペロペロ舐めたおててで顔をもしょもしょと撫でていた。
 ……なんと!? ドラゴンの洗顔が、ネコと同じという新事実に目玉が落っこちそうになった。
 ついでに可愛すぎるペロペロの洗顔に、鼻血が一滴ツーっと垂れた。

 そうして衝撃冷めやらぬまま向かった朝食の席で、私はママからさらに衝撃の事実を聞かされることになる。
「うそ!? ついにモッツァー皇国軍が、ユーンデル王国に!?」
 耳にして、すぐにパンとジャムだけのいつもより寂しい朝食の内容にも合点がいく。
「ええ。どうやら我が国への進軍に備え、国内各地から兵士らが招集されているらしいわ。未明にドラゴンでパトロールに向かっていた副騎士団長さんが、今しがた戻ってきて報せてくれた最新の情報よ。こうなればもう、いつ戦争に突入してもおかしくない状況よ」
 ……やっぱり、さっきのはレモンちゃんだったんだ!