激おこ転生幼女のモフモフ無双!

 実は昨日、モッフモフの饗宴から帰還した後はたと思い至ってユルグさんのお見舞いにいったのだが、そこですっかり元気に回復した彼とお菓子の話で大いに盛り上がった。その中で、彼が一押しと語っていたのがこのアメちゃんだ。
「へへへっ。おいしぃ~い」
 受け取ったキャンディをペロリと舐めて、ご満悦に微笑めば、ユルグさんは大きな手で私の頭をポフポフと撫でた。
「そりゃよかった。気に入ったなら、まだ買い置きがあるんだ。今度また、持ってきてやるよ」
 基本的に騎士のみんなは私に親切だが、中でもユルグさんは特段甘やかして優しくしてくれる。そんな彼が私はすっかり大好きになっていた。
「わーい! ユルグさん、ありがとー!」
 むふふ~。
 幼女って、超、至れり尽くせり~♪
「きゅぁっ(ヘンッ。あたしにアメちゃんを寄越さないなんて、気が利かない騎士ね。そんなんじゃ、万年下っ端確定ね)」
 ん? 脇からあがった不満げな声に、アメちゃんをペロペロしぃしぃ目線を向ける。