でもこういうのって、身につけていたいとか身につけていてほしいと思うものじゃないかなと思いながらも受け入れる。



チケット代出してくれたから自分が買うという彼女を説得して、相手のものをそれぞれが買うということでおさめて、その代わり純平のお土産は彼女が買った。




彼女以外の女の子を知らないけど、一般的に女の子って奢ってもらいたいものじゃないのかな。


やっぱり僕は頼りないのかなとも思いつつ、平気で奢られるような女の子じゃないことにも好感をもてる。




でもきっと、無意識に遠慮はしているんだろうな。


それは僕だけじゃないんだろうけれど。