「逃げないってことは、嫌じゃないってこと?」 グッ、と強く顎を掴まれて顔を背けたくても出来ない。 「っ…やめて、離してっ…!!」 「ここ校舎から結構見えにくいんだよね。だから簡単に助けなんて来ないよ。でも、人がこられても困るし…そのうるさいその口塞いであげる」 近づいてくる顔に、もうダメかも…と諦めかけた次の瞬間。