未来へ続く道


私は1度帰ることにした



「颯馬、1回帰るけど…またすぐ来るから安心してね」


それだけ言うと私は大輝達にお願いし
柚月と一緒に私の家に戻った



家に帰るなりここにいるはずの颯馬の姿を
探してしまう、いないのは分かってるのに

「…颯馬」



「なんか食うものあるなら俺が用意
するからそこ座っとけ」


リビングの椅子に座る
そして、インスタントのお味噌汁と納豆と白米

久しぶりのご飯
お腹は空いてるはずなのに
食欲がない