気がつけば颯馬は私の傍で眠っていて 次の日の学校はとても行ける体じゃなかった 颯馬が学校から帰って来て 私をすぐに連れて外へ出た 「颯馬、どこ行くの」 「いいから!!会わせたい奴がいる」 そう言って誰かの家に来た 表札には【伊野】と書かれていて この日が私と陽斗が初めて会った日 私が9歳の時 ピンポーンピンポーン 「はーい」 「颯馬です、陽斗は」 「あー、呼んでくるわね」 カチャッと音声が切れる音が聞こえ ドアからでてきたのは颯馬と同じくらいの 背格好の男の子