駿の乗ってたバイクはブレーキが壊れていた
あの時停れず石壁に突っ込んだんだ





その事は今の2人も未だ知らない



病院に運ばれ命は助かった
意識は数週間で戻り
大輝と橙真と渚でお見舞いへ



「駿!!」



「良かった…」



「心配したよ!!」

大輝、橙真、渚と順に駿の顔を見るなり一言発した




「お前らわざわざありがとうな」



「具合どうだ」

多分大輝が1番後悔していただろう
あの時、駿の挑発に乗らずにいれば…と