ゆっくり目を開けた

さっきの出来事は夢ではないよね⁇
飛鳥だと聞こえたけど…
そう思ってしっかり目の前の人を見つめた
そこには…愛しい人が…見えた
夢ではなかった

「胡桃。もう大丈夫だから」

目の前には…本当に飛鳥だった
涙が止まらない

「私…」

「何も言うな。
ちょっと先生呼んでくる」

飛鳥が病室から出た

もしかして私が意識がない時…嫌な感じがした
もしかして…もう綺麗な身体ではないかも…
このまま飛鳥の側にいていいのかな…

先生が入ってきた

「どうですか⁇わかりますか⁇」

「はい
あのう先生にお願いがあります」

キョロキョロしていると

「男性の方は電話をしておられます」

先生は私が飛鳥を探しているのが
わかったみたい
飛鳥が部屋にいない事が分かると
私は先生にあるお願いをした
先生は理解をしてくれた

それと同時に飛鳥が病室に入ってきた
先生は一つ検査を忘れていたから今から
検査をしたいと飛鳥に承諾をもらっていた

飛鳥には病室で待っててもらう事にして
検査に向かった