胸が…私のよりもだいぶダイナマイツなそれが…


背中に思いっきり当たっているよ朝比奈くん!!




「これじゃ諦めきれない。だって那月くん、私のこと何も知らないでしょ?」




朝比奈くんの背中に抱きついたまま言うダイナマイツ先輩。




「せめてチャンスが欲しいの…一回でいいから私とデートして?それで付き合うか決めてほしいの…」




縋るようなその声は、女の私でも思わず、ぐっときてしまう。




でも、朝比奈くんだもん。氷の王子の異名を欲しいままにしている彼だもん。


きっとバッサリ断って…




「…いいですよ」




え。





「デートしてみます?俺と」





え。え。え。




………(考え中)









えぇえええええぇえええええ!?!?!?