「まぁたしかに水萌ちゃんは全然そーゆーこと考えてなさそうだけど〜」


「だろ」



「那月は我慢できんの?」




試すような柊平の目。




「我慢…するさ。……嫌われたくねーし」



「愛〜♡」



「黙れ」




別にそういう事のために、宮原と付き合ってるわけじゃないから。



きっとトランプだのウノだの人生ゲームだのやってれば…一晩なんて一瞬だ。うん。絶対そうに決まってる。