ドキドキと打ち鳴らす心臓の音が大きすぎて、



聞き間違いなのかと、思った。




声は震えるし、顔は熱いし!




「ま、また、そ、そんな冗談言って!」




動揺と緊張をうまくごまかせる自信がなくて、



コタロウの背中に顔をうずめた。





コタロウがいてくれて良かった……!