好きって言いたい。

「今日も相変わらず、女子力皆無だねぇ…」




そう嘆かれて、ちょっと気まずくなる。

うぅーむ、女子力なんて私にあったら逆に気持ち悪くなるんじゃないかな。




「おはよう。」




3人で歩いていたとき、後ろから気だるげな声がした。

振り向くと…、やっぱり。




「おはよ、璃太。」

「はよー。」




私と湊が挨拶をしたのは、湊と仲が良くて私の男友達でもある藤沢璃太(ふじさわりた)だ。

そして…




「ゆめもおはよ。
相変わらず、今日もちっさいね。」

「うるっさい!」




夢空のことが好きな男子の1人。

璃太が夢空のことをからかうのが日常だけど、夢空のことを1番に可愛がっていて優しい。

残念ながら、この美少女には彼氏がいるけどね。

そして、こんなに構ってるのに気持ちに気づかれてない。

可哀想な璃太…。