だから、お母さんには幸せになって欲しかった。


私が幸せにしたかった。


決して1人にはしたくなかった。


けど、結局私は最悪な形をとってしまう。


病気になりお母さんを1人にしてこの世を去ってしまった。


幸せなするどころか、不幸にしてしまった。


お母さんには申し訳なさしかない。


感謝を何一つ返せず、1人にしてしまってごめんね。


それしかない。


康太にも幸せになって欲しい。


それと同様、お母さんにも幸せになって欲しい。


どうか、笑って生きて欲しい。


私の分まで。