「何やってんのよ。言い合いしてる暇があったら生徒会の手伝いをして欲しいんだけど。」
そう言うのは生徒会という腕章をした真穂だ。
そしてバーンという音は真穂が持っていたバインダーで男子の頭を叩いた音だったらしい。
かなり強かったらしく、男子はまだ痛がっている。
「竹中!痛えだろ!叩くなよ!」
「あら、ごめんなさいね。練習してるクラスがたくさんいる中実行委員やめろとかいう発言が聞こえてイラッとしたからついねー」
と真穂がニコニコしながら言う。
でも、目が笑ってない。
怒ってるんだ。
真穂は振り返り康太を見る。
「康太もよ。ちゃんと何故休憩するのか理由を言わないとみんなが納得するわけないでしょ。あんたが悪く言われてあんたはなんとも思わなくても痛い思いする人がいるの分かって。自分だけが犠牲になるのがいいわけないでしょ。」
康太をまっすぐ見つめハッキリ言葉を紡ぐ真穂。
康太は真穂の言葉を聞きちらっと私を見る。
そして気まずそうに下を向いた。
「それから大津!あんたが1番だめ!普通こういう事起こったら大津がフォローしないといけないの!なんのためのもうひとりの実行委員よ!」
「竹中、お前俺に対して1番怒るのやめろよ。いつもの恨みもはらしてるだろ。血圧上がって倒れるぞ?」
「うるっさい!こっちは生徒会で忙しいのよ!仕事を増やさないで!」
と真穂と大津くんの言い合いを見てクラス全体からクスクスと笑い声が聞こえる。
そう言うのは生徒会という腕章をした真穂だ。
そしてバーンという音は真穂が持っていたバインダーで男子の頭を叩いた音だったらしい。
かなり強かったらしく、男子はまだ痛がっている。
「竹中!痛えだろ!叩くなよ!」
「あら、ごめんなさいね。練習してるクラスがたくさんいる中実行委員やめろとかいう発言が聞こえてイラッとしたからついねー」
と真穂がニコニコしながら言う。
でも、目が笑ってない。
怒ってるんだ。
真穂は振り返り康太を見る。
「康太もよ。ちゃんと何故休憩するのか理由を言わないとみんなが納得するわけないでしょ。あんたが悪く言われてあんたはなんとも思わなくても痛い思いする人がいるの分かって。自分だけが犠牲になるのがいいわけないでしょ。」
康太をまっすぐ見つめハッキリ言葉を紡ぐ真穂。
康太は真穂の言葉を聞きちらっと私を見る。
そして気まずそうに下を向いた。
「それから大津!あんたが1番だめ!普通こういう事起こったら大津がフォローしないといけないの!なんのためのもうひとりの実行委員よ!」
「竹中、お前俺に対して1番怒るのやめろよ。いつもの恨みもはらしてるだろ。血圧上がって倒れるぞ?」
「うるっさい!こっちは生徒会で忙しいのよ!仕事を増やさないで!」
と真穂と大津くんの言い合いを見てクラス全体からクスクスと笑い声が聞こえる。

