「じゃあ、行くか。」


「やった!じゃあ、私はもう寝るね、」



そう言って私は康太のベッドに転がる。



「待て待て、お前そこで寝るのかよ。」



「うん、何か問題でも?」


「問題大ありだよ、俺どこで寝ればいいんだよ。」


「床?」


「絶対却下、ってかお前隣が家なんだから家帰れよ!」



「めんどくさいじゃん。おやすみ!」



「おい寝るな!」


康太の声を無視して私は目を閉じた。


泣き声じゃない康太の声に安心しながら私は眠りについた。