「温室に何かあるの?」
この温室は基本園芸部しか入れないので、部活無所属の私は花好きながら入れない。
なぜ好きなのに園芸部に入らないかって?
それは慧くんに聞いて。
私だって入りたかったけど慧くんが
『お前部活には入るなよ?』
『え、なんで?だめなの?』
ボソッ
『…………目離すとすぐ男が寄ってくるから。』
急に俯いた慧くんの声が聞こえなくて
『今なんて言った?』
って聞き返したら
『紬は知らなくていーの。とにかくだめなものはだめ。』
と言いくるめられ、理由もわからないまま入れずじまい。
だから園芸部の湊くんがいれば無条件に入れるの。
この温室は基本園芸部しか入れないので、部活無所属の私は花好きながら入れない。
なぜ好きなのに園芸部に入らないかって?
それは慧くんに聞いて。
私だって入りたかったけど慧くんが
『お前部活には入るなよ?』
『え、なんで?だめなの?』
ボソッ
『…………目離すとすぐ男が寄ってくるから。』
急に俯いた慧くんの声が聞こえなくて
『今なんて言った?』
って聞き返したら
『紬は知らなくていーの。とにかくだめなものはだめ。』
と言いくるめられ、理由もわからないまま入れずじまい。
だから園芸部の湊くんがいれば無条件に入れるの。
