高校2年生の春、私は転校してきた家の都合で南高校に途中入学した。
「友達できるか、不安だけどがんばろ!」と自分に言った。

入学式で紹介された私、「東高校から入学してきた大橋未来さんです。」
「東高校から来ました、大橋未来です。よろしくお願いします🙇‍♂️」


私は緊張しながらも教室に入った。
そうしたら、女子は歓迎してくれて男子は私の姿を見てちょっとガッカリしたような感じだった。

~なんだよ。そうですよ私はどうせ可愛くないですよ~と心の中で呟きながら睨んでやった。
私は昔から気が強く口喧嘩やたまには殴られることもあったけど私はいつも手を出さず口で正論を言ってやっていた。

それで男子とは関わらなくなっていた。
だから新しい高校で、恋愛への期待はしていなかった。
なんて嘘で私も恋愛はしてみたい。
でもこんな私に恋愛なんて絶対に無理可愛くもないしメイクもできない。
女子力と言えばアクセサリーをつけることくらいでぽっちゃりだしww
~もう〜!なんでこんな顔なの〜💢~と心の中で!呟いた。

お昼ご飯の時間、私は教室でお弁当を食べようと誘われ一緒に食べているこの子達は、「大西環奈ちゃん!」その隣にいるのが「長島京香ちゃん」すごくいい人で可愛い!
私とは大違いww
でもお昼ご飯を一緒にだべれる人が出来て正直嬉しい♥

そしたら急に恋バナになった。夢だった恋バナだからちょっと緊張しているw
環奈「かっこいいと思う男子いた?w」
私「う〜んwまだみんなの性格とか名前とか分からないから…」
京香「そりゃ〜そうだよね(笑)」

~あれ?なんか間違えたかな。~

環奈「そうだよね〜ごめんごめん笑でも碌でもない男子の中でもかっこいい子はいるんだよ〜」

私「へ〜」
ちょっと興味はあったもののあまり聞かなかった。
知ってしまったらみんなと一緒で見てるだけの恋になってしまうから。
そんなのは嫌だもん。私は自分で分かるくらい嫉妬深いし、泣き虫だ。
こんな顔、体でも泣き虫なんだ。でも誰も知らない。だって知って欲しくないから。言っていないだけ。

でも泣いている時は誰かがそばにいて欲しい

そんな自分が好きではない

いえば嫌いだ。でも新生活で新しい自分をさがしたいとおもっている

午後の授業に入った。数学だ
嫌だと思いながら教科書を出そうとしたらなかった。

めっちゃ焦ったwそしたら後ろにいる男子が何かを机に置いた。
何かと思い見たら教科書だった、貸してくれたみたい。
私「ありがとうございます」と言って会釈した。
でも私が使ってたら後ろの男子授業できなくない?
と思って返そうと思ったら先生が
「なんだ高野、教科書忘れたのか?」と怒った口調で聞いていてすぐ返そう後ろを向いた時
「はい、すいません。」とその高野という子が言った。
先生が「気をつけろよ」と言って授業を始めた。
私はその高野さんに謝った。
でも何も言わない。怒ったのかなと思いながらもノートを書いた。

授業が終わりをお礼と思い持っていたお菓子をあげた
でも何も言わない。
ちょっとにがれなタイプだな〜と心の中で呟きながら環奈ちゃんに高野さんについて聞いた
環奈「あ〜高野ね、高野裕翔あんま喋ってるの見たことないかもw、でもすっごくイケメンって密かに人気なんだよ〜。もしかして好きになった?ww」

私「は〜!ただ教科書貸してもらったからどんな子なのか気になっただけだよ!」

環奈はへ〜みたいな顔をして頷いてた
でも女子に人気なのか〜あんなクールすぎて近くにいるとこおりそうな感じなのにw