ラーメンおごりで!(※短編BL)

結局そのあと、他の生徒に見つかり、先生を呼ぶ声がしたので

慌ててその場を後にし、中庭まで走った。

中庭には誰もいなかったので安心した。

アトリの顔を見たら、頬から血が流れていた。

「血、流れてるぞ大丈夫か?」

「大丈夫。それより、あの3年の馬鹿ども一人でやれるって…俺よりでかい傷作って…馬鹿だなほんと」

アトリが俺の頬を撫でて言った。

どうやら俺の頬にも血が流れていたらしい。

「お前だって馬鹿だよ…心配したんだからな……」

頬に触れるアトリの手を握った。少し震えていた。

「ごめんごめん…でも嬉しかったありがとな」

アトリは満面の笑みで俺をみつめた。