数分して家に着き 自分の部屋に入り、ソファへと腰掛けた 「篠宮、少し話があるの」 篠宮にそう言うと、私の顔を見て何かを察したのか、真剣な顔付きになった 「進路の話なの」 「進路、ですか」 「アメリカの大学に行きたいと思ってるの」