顔を上げると そこには仲良さげに話す篠宮と四条さんの姿があって ・・・何、ずっと話していたの? 専属執事の仕事を放ったらかしで・・・ 「・・・篠宮」 そう、声をかけると あたしに気付いた篠宮は慌てた様子で身に付けている腕時計を見た 話に夢中で、時間にも気付いてなかったの・・・? 「・・・はぁ、もう良いわ 今日は別の人を連れていく」 「恋様っ・・・私が行きます!」