鍋の会員は8人居た・・



8人の内2人が結婚して居た・・



残りの6人は未婚者なのだ・・・



何鍋がでるか・・・会員には内緒である。




あれやこれやと想像しながら集まる会員の話題は限りなく


想像を膨らました。



玄関に集まった会員たちは何が出るのか当てっこしようと騒いでいるのだ。



「さあ~どうぞ。」と玄関を開けても入ろうとしない・・



何が出るか当てっこしようと言うのだと話すと裕子はゼスチャアを



始め・・玄関のマットの上で小さく・・小さく丸まって一回転した。




さあ~何でしょう・・・・湖の中でころころ転がる貝はなんでしょう。




昆布と仲良しになれば奥深い味が出て日本海の浜辺に立った秋田





美人のような味わいのある鍋ですよと言うとどっと笑い声が





玄関に広がった。