触れた唇から熱が伝わる―― なんで… なんでキスなんて… 胸がキリキリ痛みだす…。 下を向いてる恭の表情が見えない。 恭の行動の意図が見えなくて、私は口を開けないままでいた。 恭…… ――バァっー!! ―っ……!? 強い風が開いてる窓から急に押し寄せ、髪が乱れる。 あまりの強さに目を閉じたが、微かに開いた目から恭に視線がいった…… …――――あっ… 見えてしまった。 髪のすき間から見えた恭の… 苦しそうな表情…―。