「……返事は?」 おーちゃんにそう聞かれてしまえば、わたしの中には、たったひとつの返事しか残されていなかった。 「……わたし、は……」 「うん」 「——本当は、おーちゃんの、そばに、いたい……」 ぎゅう、とわたしを包む腕に力が込められて、その心地よさに、身を任せた。 「わたしも、おーちゃんが、大好き……っ」 震える声でそういうと、遠くの方で、再び女の子たちが悲鳴にも似た歓声を上げたのを聞いた。