「……あの……気づいたら、お腹、すごい減ってたみたい」 苦しい言い訳を絞り出して、わたしはおーちゃんから離れた。 「早くあっち、帰ろ」 不自然に思われてしまっただろうけれど、……これ以上、お姉ちゃんの部屋にふたりでいることはなんだか憚られた。 さっさと荷物を抱えて、わたしは、おーちゃんの探るような視線を感じながら、部屋を出た。