ふたりぐらし -マトリカリア 305号室-



お姉ちゃんの想いは、——もう1年も近く、この場所に置き去りにされたままだったんだ。



全身が重たくなる感覚に、カードを手にしたまま、わたしの手は膝の上へと落ちた。

それと一緒に、胸の内でも何かが落下していくような心地がして、体の中心にポッカリと穴が空いたような気分だった。

そうしてしばらく、……わたしはその場から、動けないでいた。