申し訳なさと好奇心が入り混じったままに行動し——その宛名を見て、わたしはすぐに、それを後悔した。
カードに綴られていたメッセージは、確かにお姉ちゃんの手によって書かれたものだった。
丸みを帯び、少し控えめな印象を受ける、読みやすい見慣れた字。
『おーちゃんへ』
そう書かれて始まるメッセージに、名前を確認するだけだったはずが、わたしは頭で考える前に、その内容までしっかりと目を通してしまっていた。
そして、目の前にあるプレゼントが、いつもお世話になっているおーちゃんへの感謝の印であることと、……お姉ちゃんがおーちゃんへ抱いている、大切な想いが込められたものであることを、知ってしまった。
『大好きです』
最後に書かれたその言葉を見た途端、突然、呼吸の仕方を忘れてしまったみたいだった。
心臓が激しく動悸して、……体が急激に冷えていく。
手足がビリビリと痺れて、ユラリと頭が揺れるような感覚が襲った。


