「足、見せてみ」
そっとソックスを下ろされて、痛みとくすぐったさに襲われる。
腫れた皮膚が覗いて、思わず顔をしかめた。
「明日、病院に行こう。俺も付き添うから」
「……ん」
わたしのぼやけた視界に、こちらを覗き込んだおーちゃんが、目を大きく開くのが映った。
「……おい」
熱くなった目元から、ぽろ、と雫が溢れる。
「……そんなに、痛いの?」
頬を伝う涙をすくうように、おーちゃんの人差し指が触れた。
ふるふる、と首を振るわたしとは裏腹に、またぽろぽろと涙が落ちていく。
おーちゃんの手が、戸惑いがちに頬を包んで、何度も、濡れている部分を拭ってくれた。


