結婚するのがイヤで家出したらクラスの男子と同棲することになった話【11/16番外編2追加】


「そ、想像以上に大変だ……! もう警察に相談してもいいレベルじゃない?」

「うん。相談して、家の周りをうろちょろしてた人は現れなくなった」

「ストーカーがいたんだね……。そっか。そんなに困ってたなんて知らなかったよ」


男の人だって、知らない人から連絡が来たりあとをつけられたりしたら恐いだろう。
生活に支障が出るレベルで困っている彼に、心底同情した。


「海外では普通に生活できてたから、日本に帰ってきてこんなことになるなんて想像もしてなかったよ」

「ああ。飛鳥井くん、中学までは海外だったんだっけ。どこにいたの?」

「ヨーロッパ。アメリカにも一年くらいいた。親はいまも海外で、俺だけ戻ってきたんだ」

「……居候させてもらおうとしているのにこんなこと言うのはアレだけど。日本での生活がつらいなら、またご両親と海外で暮らしたりできないの?」