夢に堕ちて、3秒。







「じゃあこれでHR終わり。今日掃除当番のヤツはちゃんと掃除しとけよー。やってないヤツ名簿つけてるからな」

「はー!まじかよ!」

「まじでーす。はい、じゃあさよなら〜」


6限終了のチャイムと丁度同じタイミングで担任のみっちゃんが挨拶をして、みんなが鞄を持って立ち上がる。


それにしても、あんまりにも適当では…。

苦笑いのまま私も鞄を持って立ち上がる。
ここからは、スピード勝負だ。


「あ、晶〜!今日の放課後良かったらカラオケ行かない?」

やたらスカートの短い女の子2人に囲まれた晶の横をそそくさと通り過ぎて、そのまま昇降口までダッシュ。


振り返ると、まだ晶は教室から出てきていない。

よし、今度こそ…!





「あ、相庭さん!」

「!?」