*:.。. ☆☆☆☆☆ .。.:*

「橙子ちゃーーーーん。とぉ〜おこちゃーーーーん。あ・そ・ぼぉ〜。
遊ぶ人っ!この指、止〜まれっ!」

キャッはっはっは〜♡

アコの酔っ払い完全形態。

「この指、止まらないっつーのっ!」

「えぇーーーーっ!!(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)」

そろそろ日付も変わろうとする頃、

私のアパートの玄関先でアコがジタジタする。

「(笑)嘘。嘘、はいはい止ーまったっ!」

私はアコの人差し指を握って苦笑する。

もう半分寝かかっていた私は、チャイムの連打と扉にバコンと身体を打つ音に驚いて跳ね起きた。

「好きっ!橙子好きっ♡」と言って、アコは私に抱きついた。