学校生活も少し慣れてきて私も充実した1週間を過ごしていた。

「陽菜〜部活きめたー?」

ゆるめに声をかけてきたのは高校で仲良くなった相葉 莉子

「きめたよー!野球部のマネージャー」

「えすごいじゃーん!青春って感じだねえ。でもさうちの学校ってそこまで強くないよねー?」

げっ

入学する前に少し調べたのはうちの学校は5年前くらいに夏の大会でベスト8までは行ったものの

最近は初戦敗退ばかりだった。

「強い弱いは関係ないのー!」

ただ近くで野球を見るだけで充分だ

「へ〜。まっ応援してるよ!」

「ありがと!!」