少し戸惑っていたら 彼はカバンから小さな紙を出して 慣れた手つきでその紙にペンを走らせ 私に渡して 「これ、連絡先と勤め先です。」 「……ありがとう…え?」 「どうかされましたか?」 名刺に書いてあった会社名は 【春田コーポレーション〇〇支部 営業部】 「…小沢さん…春田コーポレーションにお勤めなのですか…」