私を苦しめて



ガタンと言う音と共に私は
椅子から崩れ落ちた。

「あはは、無様だねぇ、姉さん」

「…………」

「いーい?姉さんは幸せになっちゃいけないんだよぉ?」

聞いた彼は間髪入れずに

「春さん…失礼ですが、私は彼女、青生さんと別れる気は全くないですし、私が彼女を幸せにします。」

「んー?私と結婚すれば会社はあなたのものだよぉ?それでもこの女を選ぶのお?」

「はい。私は青生さんを選びます。」

「ふーん。会社にいられなくしてやろうか?」

「貴方が手を煩わせる前に辞めるので」

「……勝手にすれば…???パパに言ってやる。
姉さん、人並みの幸せはあんたには贅沢なんだから」