アルコールの匂いをする顔が近づけられて
キスをされる。
ぬるついた舌が口の中をかき混ぜて
手は下を好き勝手に弄り、
無理やり感じさせようと敏感なところだけを擦り続ける。


気持ちよくなんかないのに
じわりと濡れる感覚。



怖くて悔しくて涙が溢れる。


カチャカチャとベルトを外し
自分のもの取り出すと。



「…いっ、」



いきなり私の中にそれを挿れた。