「蓮見は、人に甘えられない俺が 心配なんだよな?」 「……うん」 「甘え方、教えてくれるんだよな? 約束したよな?」 約束なんて、したかな? う…… キスされたことが……衝撃過ぎて…… その時の記憶があいまいで。 反論できないよ。 ん? 答えに困っている私の頭に、 温もりを感じた。 ゆっくり見上げてみる。 私の頭に手のひらを置き、 優し気に微笑むマトイと目が合い。 ドキリ。 なんで今 そんな大人っぽい顔をするかなぁ。 私。 マトイのその顔に、弱いのに。