「マトイ。 最後にマネージャーっぽいこと言わせて」 「……なんだよ」 「人に甘えられる大人になって欲しいの。 マトイには」 「そんな弱い奴に、なりたくねえし」 私の言葉は マトイの心に響かなかったみたい。 マトイの理想像で ガチガチに固められた心に 勢いよく跳ね返されたのがわかる。 「聞いて。 私ね、4人の中でマトイが一番心配なの」 「はぁ?」 「マトイは、人に甘えたり 頼ったりできないでしょ?」 「困ったら、 自分で何とかすればいいだけだろ? 他人に頼る気なんてねえし」