「春輝は? ダンス大丈夫そう?」 「なんとか合格レベルくらいには なってんじゃね?」 「マトイ! ちゃんと見てあげてよ!」 「あのな、春のダンスの世話係、 俺に押し付けんな」 「幼馴染なんだし、一緒に住んでるんだから。 良いでしょ、そのくらい」 「俺には、暇な時間なんてねえんだよ」 「はいはい」と あきれ顔の蓮見の足が動きした。 もう、俺との会話は終了かよ? 春のことしか、話してねぇじゃん。 蓮見を引き留めたくて。 昨夜から 俺の心に引っ掛かり続けている想いを、 言葉に託す。