飛び跳ねる心臓を押さえながら、 視線を、中央ステージに戻っていくマトイから、 お守りに移す。 うぅ…… こんなサプライズ……やめてよぉ…… 嬉しすぎて、体中の力が抜けちゃって。 もう、立っていられないから。 骨が溶けたように、椅子に崩れ落ちた私。 お守りに書かれた俺様文字を、 優しく指でなぞる。 『来月、結婚式な!』