「しょうがねぇな。 俺一人で、やってやるよ」 「あ……ありがとう」 マトイ君は木刀を持って、私から離れた。 「蓮見」 ん? 「俺に……惚れんなよ」 …… …… な……なに?? いきなり…… 惚れんなって…… 刺さった。刺さった。 どうしよう…… マトイ君の意地悪そうな笑顔が。 私のハートに、ズキュンって。 その後マトイ君は、 ダイナミックな刀さばきを、披露してくれたのに。 マトイ君の真剣な表情に、くぎ付けになり。 衣装なんて、目に入らなかった。