このままじゃ、ダメだ。 こういう時は、鬼のお面を、顔面に貼り付けて。 ガツンと、言ってやるんだから。 私は目じりを吊り上げ。 なぜか簡単に真似できちゃう、ゾンビ声を出した。 「はぁ? マトイ君、 それ、本気で言ってるの?」 「ん?」 「マトイ君って、ぬるま湯みたいな人間なの? ちょっと、がっかりなんだけど」 良く言った! 頑張った、私!! 醜くておぞましい顔で。 確実に嫌われる言葉を、ぶつけた!! けど…… 言ってすぐに、 後悔の波がザブーンと押し寄せてきた。