「マー君、良く見てよ。 一番最後に名前が載ってるはすみんが、 ヒロインなわけないでしょ?」 脳みそ、やられてない?と、ニヤける春に、 ひと吠えしようと思ったのに…… 急に春の目が黒く光り。 すっと、笑顔を消した。 「1年前のこと。 僕はまだ、許してないからね」 また、その話かよ。 「はすみんの記憶を消すなんて。 絶対にしちゃ、ダメだったんだからね」 そんな過去のこと、今言われてもな。 「僕のことも、 はすみんは忘れちゃったんだよ。 ひどいよ。そんなの……」