俺が、何か悪いわけ?
じゃあ、どうすれば良かったんだよ!
大事なアミュレットの
スポンサー怒らして
全国デビューが白紙になって
欲しいわけ?
違うよな?
蓮見はそんなこと
思う奴じゃねぇよな?
煮えたぐっている怒りなんて
鎮められなくて。
目の前にいる大好きな女に
ぶつけることしかできない。
「俺に、
酔いつぶれたマネージャーを放って、
ここに来て欲しかったわけ?」
違うよな?
蓮見はそんな無責任なこと
思う女じゃないよな?
そう思ったのに……
「……うん」
初めて触れた、蓮見の身勝手な人格に。
怒りが軽蔑に変わっていく。
俺、今まで蓮見の何を見てきたんだよ?
なんでこんな女のことを
7年も好きでいたんだよ?
マジで……
ありえねぇ……



