「春輝にも、謝らなきゃ」
「謝る?」
「春輝が隠し持っていた
カッコよさに気づいてあげられず。
可愛さだけで勝負させちゃって、ごめん」
「僕ね、それで良かったって思ってるよ」
「え?」
「3人と比べてカッコ良くないって
劣等感だらけだったから、
みゅうみゅうに出会えたんだって、
今は思ってるし」
春輝……
「それに、可愛さだったら。
絶対にみやちゃん達に負けないもん」
そっか。そっか。
『女の子よりかわいい』って
子供の頃から言われて。
傷ついているのかなって
思っていたけれど。
ちゃんと
自分の武器にできているんだね。
大人になったんだね、春輝も。
「春輝には、テレビの戦隊ヒーロー役
やって欲しいな」
「みゅうみゅうにも、お願いされちゃった。
僕、頑張るね」
なんて、素直でいい子。
たまに、とんでもない爆弾を
落としてくるけど。
それをヒョイとかわすのも
楽しかったな。



