「マトイ…… お願い……
大晦日の夜…… 一緒にいて……」
ヤベっ。
かわいい。
蓮見に俺の心、持って行かれそう。
「一人だと…… 寂しいから……」
ダメだ、俺。
蓮見のことは、これ以上好きになるなって
毎日うざいくらい
脳に暗示をかけているくせに。
大好きな蓮見の瞳に見つめられるだけで
好きって想いが止められなくなる。
どんどん膨らんでいって
抱えきれなくなる。
俺は絶対に
蓮見と付き合うことはできねぇのに。
俺の空き時間は
全部、蓮見の傍にいたい。
でも、自分でわかっている。
これ以上
蓮見と一緒にいるのは危険だって。
蓮見の沼に
頭のてっぺんまで漬かりきって。
もう二度と
その沼から出られなくなるって。



