『も〜聖那ったら!恥ずかしいよ』

赤くなった顔を隠すように手で覆った。

「みーせて?」

手をどかそうとする聖那。

なにこの悪魔…!

男子の力に適うことはなく、あっさりとどけられる。

うう…そんな見ないでって。

「ふっやっぱりかわい。はやく俺のこと好きになってよ」

ちゅっと頬っぺにキスされた。

ぶわっ

一気に伝わる熱。