もう離さないでね

『俺が結愛にプレゼントしたい。それじゃだめ?』

う…その瞳で見られたらダメなんていえないよ…。

『だめ、じゃない…』

結局押しにまけた。

「すいません、これ1つラッピングしてもらっていいですか?」

「はい。お買い上げですね。かしこまりました」

数分後、きれいにラッピングされたものが渡された。

『ありがとう、聖那』

「いーえ。たくさん使ってね?」