『もうッ!半径1メートル以内入るの禁止!』

そうあたしの声が響いた。

「うそうそ。ごめんって〜ね?」

聖那の意地悪。

『1発パンチあげよっか?』

「いいよ。結愛のパンチは猫パンチなもんでしょ?」

いったな〜?

女の子は本気になると強いんだから。

『でも聖那といると楽しいんだよねー』

ぼそっと漏れた本音

「ほんと?」

うん。ほんとほんと。