※注意※この章は小説を読んだ後、最後に読むことをオススメします。






今回は
ストックホルム症候群
という現象を題材とした作品となっております。

主人公の女性が愛していたのは実は誘拐犯だった、というオチです。
ここでは、エピローグと称して、答え合わせをしていきます。



第1章"モノローグ"
第1節"出会い"
"最初は怖い人だと思った。"
→主人公は誘拐されているため、当然犯人に抱く感情は恐怖です。
しかし、その後食事を提供してもらうなどのような行為を優しさと捉え、恋に落ちてしまいました。


第2節"旅行に行きたいの。"
→主人公は犯人に対してどこに旅行に行きたいかを尋ね、犯人がストックホルムと答えたと勘違いしていますが、実際は誘拐した女性が一緒に旅行に行きたいと言ってきたため動揺しましたが、ネットで調べてみるとストックホルム症候群というものがあるのだと知った場面でした。



第2章"彼との生活"
第1節"お掃除"
→主人公○○ちゃんは誘拐されているため、犯人の家を勝手に掃除したことで怒られてしまいます。掃除も洗濯も自分でするというのは優しさからではなく、余計なことをするなという意味でした。


第2節"挨拶"
→○○ちゃんは犯人が手紙で両親に挨拶したと思い喜んでいましたが、実は犯人は身代金の要求のため手紙を送っていただけでした。
○○ちゃんは社長令嬢ということで実家はお金持ちであることが想像できます。


第3節"お出かけ"
→ここから物語は核心へと迫っていきます。
○○ちゃんは言いつけを破り外出しある男性と出会います。
黒い帽子に黒い服、これは警察官の制服です。
警官に発見されたことにより、○○ちゃん誘拐事件の捜査が進展することになりました。



第4節"お洗濯"
→○○ちゃんは良かれと思って部屋干ししてある洗濯物をベランダに干し直しました。
これにより、人目に付くところに○○ちゃんの服が干され、犯人逮捕に大きく貢献することになりました。


第3章"別れ"
第1節"来客"
警察により○○ちゃんの目撃情報と近隣住民の証言から犯人宅への捜査が入ります。
玄関先での押し問答の末、犯人宅に上がり込んだ警官は○○ちゃんを発見します。
しかし、○○ちゃんはこの前の外出の時に感じたトラウマがフラッシュバックし、気を失ってしまいました。







以上になります。
作品を読んでいただき、ありがとうございました!