付き合って、半年の冬蓮に「ねぇ、これ見て?楽しそうじゃない?」

「そうだなぁ」

次の瞬間、蓮は倒れ意識を失った。

急いで病院へ

すると私も診察室に呼ばれた。

「蓮くんが、話してる綺麗な彼女ってキミのこどだね」


「え、蓮が?」


「どうして倒れたんですか?」


「蓮くんキミには言ってなかったようだね」

え、なに?


「蓮くんはあと1年も生きられないんだ。」

「脳に腫瘍出来て、もう手のほどこしようがなかった」

「え、1年も?」

「どうして蓮が?」

涙止まらなかった。


病室に行くとまだ寝ていた。

私は蓮の横で泣いた。

朝、目が覚めると、蓮が手を繋いでくれていた。

「もう泣くなよ」

「だって蓮……」

「俺には沙羅しかいないんだよなぁ」

「沙羅がないてどうするだよ」


「蓮は前向きだね」

「自暴自棄の時もあったよ、パーティーしたた時あっただろ?」


「あのタイミングで医者に言われたんだよ」


私は納得した。

「これからも側にいてくれるか?」


「私はずーっと側にいたい」


こうして蓮の病気と向き合うと決めたのだ。