「...暁くん」 そこに居たのは暁くんで、「あ、浅野さんだ」と暁くんの後ろからひょこっと顔を出したのは山本くん 「今帰り?」 と、聞いてきた暁くんに、小さく頷く 自然と私たちは3人で会話をする事になり、誰かが私たちの近くを通る度、視線はこの2人に向かっていた そうだよね...暁くんも山本くんも、すっごく格好良いし そう思うと、尚更なんで暁くんが私と友達になりたいのか分からないんだけど...